ご挨拶

理事長 平 富郎
(平成17年就任)

私どもでは、食品残さ等バイオマス資源の利活用を通して循環型社会構築の一翼を担いたいと考えております。特に、2011年3月の東日本大震災を契機として、電源の多様化の必要性が高まり、農山村の振興の必要性もあって、バイオマス資源の利活用は、ますます重要となっています。

当財団ではそのような流れの中、同資源の肥料化、飼料化に加え、燃料化、エネルギー化など幅広く普及が進むよう鋭意取り組んでまいります。鳩山元首相が公約した’90年比25%削減は、京都議定書を離脱した日本にとっては原発の利用が低下していかざるをえない中にあって、極めて厳しい目標となっていますが、食品残渣リサイクルによる温暖化ガス削減効果は、既に着実に実績を残しておりますし、今後、更にその期待がふくらむ分野でもあります。

循環型社会の構築は新しい社会のしくみづくりであります。志を同じくする者同士が連携を取りながらその実現に取り組んでいくことが従来にも増して必要になってくるものと考えております。そういう意味におきましても、カタライザーとして、公益法人として、この分野における当財団の果たすべき役割は今後ますます大きくなっていくものと信じております。

平成二十四年元旦

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